コンセプト

CONCEPT

コンセプト

素材とつくり手の手仕事を主役にした家づくり。

木の家の心地よさは、素材そのものにあります。無垢のフローリングは素足に温かく、調湿の働きで一年を通して空気を整えます。塗り壁や和紙、畳――自然素材を組み合わせるほど、住まいは穏やかな表情になります。

私たちは、木の質感とつくり手の手仕事を主役にします。あらわしの梁や柱で木の構造を見せ、造作で暮らしにぴったり合う収納や家具をつくり込む。既製品では出せない、空間と一体になった心地よさを大切にします。

木は、住まうほどに飴色へと深まり、傷さえも味わいに変わります。流行に左右されない、長く飽きのこない家。木と一緒に時間を重ねていく暮らしを、ご提案します。

無垢の床と木目の天井が調和する明るいLDK。造作収納のある落ち着いた空間
無垢の床と木目の天井が調和する、明るいLDK。素材そのものが、空間の主役になります

木の家だからできること

  • 調湿・温度:無垢材が湿度を整え、夏はさらり、冬はほのか温かい。
  • 経年の味わい:木は年月とともに飴色へ深まり、愛着が増していく。
  • 造作の手仕事:暮らしに合わせた寸法で、空間と一体の収納・家具をつくる。
  • 自然素材の調和:無垢・畳・和紙・塗り壁を組み合わせ、穏やかな空間に。
木材に定規と鉛筆で墨付けをする大工の手元。造作の手仕事
寸法を測り、墨を付けるところから。造作の手仕事が、空間と一体の心地よさをつくります
Why Natural Wood

なぜ、「木の家」なのか

同じ「家」でも、素材の選び方ひとつで、住まいの時間はまるで違うものになります。どちらが正しいという話ではありません。ただ、私たちが選んできた道を、比べながらお伝えします。

よくある新建材の家

  • コストと工期を優先し、工場でつくられた部材を現場で組み上げる
  • 木目はシートに印刷されたもの。均質で美しいが、触れても呼吸は感じられない
  • 完成した日がいちばん新しく、年月とともに少しずつ古びていく
  • どこで建てても、だいたい同じ顔になる

木の家 ― 無垢と自然素材

  • 一本ごとに木目も節も違う、無垢の木を大工が見立てて使う
  • 素足にやわらかく、湿気を吸って吐く。素材そのものが生きている
  • 完成した日はまだ途中。時を重ねて、色と艶を深めていく
  • 梁のあらわし方ひとつ、棚板一枚まで、その一棟だけの顔になる

新建材の家が悪いわけではありません。ただ私たちは、住むほどに愛着の増えていく方の家を、つくり続けたいのです。

Three Pillars

木の家を貫く、3つの柱

一

素材に、語らせる

意匠を足すのではなく、木と土と紙が持っている表情を、そのまま住まいの主役にします。飾らなくても美しいものだけを選ぶこと。それが設計のいちばん初めにあります。

二

手が、覚えている

図面に描けない納まりの機微は、大工の手が覚えています。木の反りぐせを読み、削り、合わせる。その手間を省かないことが、何十年先の住み心地の差になると信じています。

三

時が、仕上げる

引渡しの日が完成ではなく、家族の暮らしと歳月が、家を仕上げていきます。傷も日焼けも味わいに変わっていく素材を選ぶのは、時間を敵ではなく、味方にするためです。

鉋で木材を削り仕上げる大工の手元。長いかんな屑が立ち上がる
木の癖を読み、鉋で仕上げる。図面に描けない機微は、大工の手が覚えています
Our Stance

私たちが大切にすること

木を、選びに行く

カタログの品番ではなく、産地と乾燥の具合を自分たちの目と手で確かめた木を使います。良い木に出会うことから、家づくりは始まっています。

現場で、手を動かす

段取りだけを組んで外に任せるのではなく、自社の大工が現場に立ち、鉋と鑿を持ちます。つくった者の顔が見える家であることを、何より大切にしています。

住んでからも、そばに

木の家は、住まい手と一緒に手入れをしながら育てていくもの。引渡し後の小さな相談ごとこそ、私たちの仕事の続きだと考えています。